A t t a d ī p ā ( 自灯明 )
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“ A t t a d ī p ā ” ( 自灯明 )
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「 覚 悟 」
2014年、29歳の夏のこと。
ボクは「 お釈迦様が出家した歳がきた!」と
頭を五輪坊主に丸め、
世界一周の旅に出かけました。
中学1年生の英語も分からないから
「 行ったら死ぬな。」
「 良い人に巡り会うはず。」
と、謎の両極を受け入れていたけど、
その時生きていたオカンの気持ちも考えて
せめて死んだ時は、オカンの悲しみが減るように
“ 段ボール捨てるだけ ” で済むようにしよう。と
今まで作ってきた作品や、
数々の大切にしてきたプレゼントを全て捨てて、
バックパックとギターを担いで
先ずはタイに行きました。
自然が好きなボクは、
新しい町にたどり着いたらまず
明るいうちにゲストハウスを探して、
南京虫がいないか?施錠や水回りは大丈夫か?
確認出来たら宿を取り荷物を部屋に括り付け、
ギターを抱えて自転車を借りて、
自然の反響が気持ちいい場所を探しました。
見つけるとギターを鳴らし、
「ぱぁぁぁぁぁっ╰(*´︶`*)╯」という
気持ちになったら
そこでコードを繋げて、
アルペジオで一音一音、
心地よい反響の音色を探して
音を紡いでいきました。
ボクが “ オカンのお腹にいた時の音 ” から
“この人生の幕が閉じるまで”
そんな曲。
「もう間も無く完成かな?」
と思う頃はラオスのヴァンヴィエンにいました。
旅に出てからどんどん人里を離れて、
日本人のいないゲストハウスを選び、
会話という会話をしないで過ごして1ヶ月が過ぎた頃。
ボクはもう “ 無の境地 ” で日常を過ごしていました。
カメラを首にかけて、美しい昆虫の姿や、
どこの国でも変わらぬ土地の “ 日常 ” を撮ったり
美しい風が吹いた時のなびく景色を感じて
シャッターを降ろして過ごしたり。
日が暮れる前に水シャワーを浴びて
ネズミと一緒にお風呂で過ごしたり、
寝る時はバンブーハウスの周りに集まる
謎の鳴き声をする鳥に囲まれ
恐怖の中で眠りについたり、
それはそれは、ボクの憧れてた
「トムソーヤ」のような日々を過ごしていました。
そして、その時ある衝動が起きました。
「絵を描きたい!」
「 クレヨンになる石を探しに行こう!」
ボクは相変わらず当てもなく、
直感に従い “ 川 ” を探しにいきました。
そのあと、洞窟の中でこの仏陀様に会えたんだけど、
この続きはまたた次回。
いつかブログを始めたら書こうと思います
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Flame A4
アクリルガッシュ
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